同性愛
まあ、なんと直接的なタイトルだこと。
ついに腹まわりも剥けてきて、へたにむりやり剥くと皮膚がまだ未成熟でヒリヒリしたりするんだよね。
ということで今日の話題は、例の長崎の駿ちゃん殺害事件です。
ストリーミングでリアルプレイヤーで見られる日本のニュースはTBSとフジなんだけど、問題のコメントはどっちでだったか忘れた。おまけにだれが言ったのか、その犯罪心理学者だか精神科医だからの名前も見逃した。だって、まさかそんなこと言うなんて思ってなかったからさ。くそ。
で、なんて言ったかっていうと、あの12歳の少年ね、この異常さの背景に「幼児愛、サディズム、同性愛がありますね」って言いやがったのよ。これが少女に対する性的傷害事件だったら、この“専門家”は「幼児愛、サディズム、異性愛があります」って言うのでしょうか?
はい、同性愛にはストレスがつきものです。それによって引き金が引かれる可能性もある。しかしそれは同性愛の「困った問題」ではなくて、同性愛を抑圧している社会の「困った問題」なのですね。
それ以前に、この“専門家”は、おそらく同性愛をいままだ異常性愛のカテゴリーとして捉えているのでしょう。それがまず第一のこの人物の怠慢と無知。そういう人物はテレビで専門家としてコメントをすべきではないし、また、ニュースのディレクター氏もこういう人物を選んではいけない。さらに、選んでしまったにしてもコメントのチェックをゆめ忘れてはいけないのです。
ですから、このコメントは「いま現在、表に出てきた報道内容から推測するに、少年の今回の行動には幼児性愛、サディズム、さらに同性愛を閉塞させてしまっている社会環境が背景にあると思われます」とならなければなりません。
そういうことです。
終わり。