女子大生
ハロウィンの今宵、日本から大挙してやってきた某大学の国際学科? メディアスタディーズ? のゼミの? 女子大生16人? 17人?とお話をしてきました。
いやあ、女の子はいいなあ。まっすぐで、いっしょけんめいで。
男の子のまっすぐ(ストレート)さとは違うね(とひとくくりにしてはいけないけれど)。マチズモに侵食されていないまっすぐさというのはきわめて貴重なんだと改めて気づかされました。
ジャーナリズムの話とか、いまの世界情勢とか、大統領選挙の話とか、まあ、ここにつらつら覚え書きしてあるようなことをひとまとめにして話してきたのですが、ときどきはああいうつぶらな目の集団にさらされてみるのもいいなあ。ゲイでよかった。ハグしても、キスしても、セクハラにならないしね(ってこうやって字面に書いてみると妙にいやらしいが)。
で、最後にゲイの話をしました。
みなさん、私のことをゲイだとはもちろん知らずに(なんといっても肩書きは国際ジャーナリストっすから(ってエアヘッド舛添みたい))話を聞いてくれていたもんですから、けっこう無防備に「いやあ、気持ち悪いっての、ありますよね」とか「どうしてもセックスのことになっちゃいます」とか、「笑わないと話せない」とか、まんまと乗ってくれまして、はい。その後の展開はおもしろかったです。
で、おもしろかったというのは、なぜかというと、いったん、そういう世間のモードをはがしてやると、彼女たち、ほんと、すぐ、とてもすなおにシフトしてくれるんだ。
若いって、無惨だけど、ほんと、希望はある。(いや、むしろ、希望しかない、ときもあるけれど)
わたしのこのサイトを教えたから、あと数日して日本に帰ったらこれもきっと読んでくれるでしょう。持つべきものはゲイの友だちだよって言ったら最後はすごく納得して頷いていたから、ここの読者の皆さん、「持つべきものはゲイの友だちだよ」という幻想を、おおくの彼女たちにすこしは持たせてあげて下さいね。