ダウン
数日、サーバがダウンしてたようでここにアクセスできませんでしたね。
本日は復旧したようです。
先日、天皇ネタを書いたばかりですが、今回のあのお嬢さんの婚約内定報道を見るにつけ、皇室メディア(ってものがあるわけではないのですが、皇室に触れるその書き方、話し方)の気持ち悪さがたまりません。おいおい「くろちゃん」って何よ、ですわ。
日本のコミュニティって、自分以外は、身内か、よその人か、それともお客さんか、の3種類しか存在しないのですね。よその人は関係ないので、どんな罵詈雑言を言っても向こうには聞こえないと思っているし聞こえても関係ないと思っている。対して、親しくなったり親しくなりたいひとはみんな身内に準じてしまって、どんどんづけづけとその人の私生活に入り込んでも構わないと思っている、もしくは入り込むことこそが関係性を強化するものだと信じて止まない。
で、どこにも、自己と対等の他己、ってのが成立しないので、「公」が育たない。
まあ、この「他者」っても「公」ってのももともと西洋の概念なんでしょうけど、あんまりみなさん美容室でオカマかぶってるおばさん状態というか焼き鳥屋で説教垂れてるおじさんモードというか、そういうふうになっちゃってるのは、というか、それだけっていうのは、微笑ましいながらもなんとも鬱陶しいところもあるわけですわ。
身内モードって、心地よいですけどね、でも、「このスーパーでこれと同じ服を買った模様です」ってあの曽我さん母娘のショッピングをリポートされた日には、何なの、それ? じゃあないですかね。きっと今回もおなじようなレベルの話がこれからどんどん出てくるでしょう。どうでもいいんですけどね、どうでもいいことはどうでもいいってことを押さえておいてくれないと、なんとも情けない。
まあ今回は朝日は他紙が夕刊で後追いできないように日曜の朝刊でぶつけて、スクープって形なんでしょうか。でも、各社ともみんな知ってた本来はシバリのニュースなのでしょうから、いまごろ宮内庁記者クラブは朝日の抜け駆けにプンプンでしょう。クラブ出入り禁止とかの懲罰措置を話し合っているのでしょうか。
それにしても「紀宮さまと黒田さん、メールで愛育む」って見出し(朝日続報)は言葉を失います。本文はべつに悪くはない(とはいえ、「これまで候補者は何人も浮かんだ。しかし、『これまでは宮さまがどうしても胸に飛び込みたいとまで気持ちを動かされるには至らなかった』と、ある関係者は振り返る。」というのはすごい言い回しですけど)のですが、見出しはここまで俗悪にキャッチーにならざるを得ないのかなあ。