シェイダさん
イラン人難民の「シェイダ」さんのことはもうご存じの方も多いでしょう。
その彼の最近の状況について、東京新聞の「こちら特報部」が今日20日付の紙面で詳報しています。
以下のURL上でも記事が読めます。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050220/mng_____tokuho__000.shtml(すでにリンク切れになってます。残念)
わたしも背景情報などを提供しています。
それらを田原さんという記者がさらに自分で取材してまとめたものです。
なかなかしっかりした記事です。まず、読んでみてください。
そうして、読んでなにか感じるものがあったら、 東京新聞にその旨を伝えるのもいいと思います。
わたしは、日本の難民行政を見ていると、いつも大昔の高校生のころに読んだ太宰治の短篇「地球儀」という話を思い出してしまいます。細部はほとんど忘れてしまいましたが、結末は、なんとも言いようのない無念さに囚われます。そんな無念さを、現実のこの日本でふたたび残してはいけないと思うのです。
読んでの感想は
outou1@tokyo-np.co.jp
にメールで送れます。
この田原さんという記者は、じつに見識豊かな、おまけにたいへん筆も立つ(つまりはそれだけよく物事を考え抜いているということですね)記者です。ぜひ、東京新聞に(組織票ではなく)個々人でフィードバックをしてあげてください。 新聞社とかテレビ局って、こういう読者・視聴者の声にかなり敏感なのです。そうすることで、読者の関心が高いことがわかったら、また記事になります。それがシェイダさんを、第2、第3のシェイダさんをもいかばかりかは支えることにつながると信じたい。
このほかに「読者投稿コーナー」というのもありますね。
いわゆる、投書の欄です。「読者の声」として紙面に載るかもしれないやつです。
どうか、あなたの声を聞かせてあげてください。