北尾さん
しかし、北尾さんも、堀江氏に負けずに若いなあ。
「堀江さんも、わたしを敵に回すと大変だよ。わたしはタフだよ」なんて、いうもんじゃないよ、その年で。あんたが難物なのはみんな知ってるんだからさあ。ダメ押しを言うなんてかっこ悪いことこの上ない。なんでそんな見栄を切らなければならないかなあ。歌舞伎役者か、あんたは。
急に、安いなあ。わたしの中では、北尾さん、このメディアの露出で100段くらい下がっちゃった。おまえも所詮その程度のスノッブかよ。だいたい、テレビインタビューでソファに反っくり返るなよなあ。演出しろよ、そのくらい。反っくり返っていいのは美空ひばりとかマーロン・ブランドーくらいです。ともに故人ですが。
ダンディズムって、けっこう難しいんですよね。
堀江氏も、最近は本来のトリックスターの位置づけから離れちゃって、まるでメインストリームの人になりたがっているという部分が状況的に大きくなってきて、それじゃぜんぜん面白くなくなってきています。トリックスターは負けるの。負けて社会を変えるのです。そういう気構えがないと、歴史に名を残せません。ま、べつに名を残さなくたっていいんですけど。しょせんは彼も乗っ取り屋のマネーゲーム野郎なんでしょうか。ただ、彼の場合はダンディズムなんて期待すらしないですけどね。