キャッチアップMS
先日来のマイクロソフトのごたごたは、先週、ビル・ゲイツが地元シアトルタイムズのインタビューに答えて「数多くの社員から批判のメールを受け取って驚いている。次にこういうことの決定を行うとき、これは主要な決定要素になるだろう」と語って、またまた方針転換を匂わす、あるいは鎮静化のための甘言をいっておく的な態度を見せました。
しかし一方で、マイクロソフトが反ゲイの保守派として有名なラルフ・リード(キリスト教者連合の前会長です)の運営するロビー会社(つまり、ワシントンDCで共和党にいろいろと働きかけて自社に都合のよいような政策を取るように動き回るための会社です)を使っていることが明らかになりました。マイクロソフトは今回のワシントン州のゲイ差別禁止法案に関してはこの会社は何の関係もないといっていますが、そもそも、そういうところに金を出して雇っているということ自体、何だかなあという感じがしますわね。
その辺の経緯について、日本語で、きちんとまとめたのを見つけましたので参考にしてください。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20083228,00.htm
です。(ここ、なんか、トラックバックができるようになっているみたいだけど、どうやってやればいいのかわからないので、また、上記URLをコピペしてね)
ここは、ネット関連の海外ニュースを翻訳紹介しているところなんですが、日本のメディアはこれは最初に共同がちょっと伝えただけで、そのまんまですね。他にどこも続報を行っていません。その程度の関心と言ってしまえばそうなのでしょうが。