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うちの義経

ちょっと触れてもいましたが、13年間連れ添った我が家の猫の義経くんの、右腕の上腕部に腺癌による腫れが見つかりました。で、これはおそらく、肺に出来た腺癌からの転移であろうという可能性が最も高いようです。

その場合、余命4カ月足らず、だそう。

でね、両方とも切除してしまうのがよいと、NYで最も大きな動物病院であるアニマル・メディカル・センターの担当医に告げられました。

重要なのは、とにかくなるべく最後まで楽に生きていられることですわね。手術しないと腕はどんどん腫れ上がり痛くなり、肺からがんがリンパ腺や他の部位に転移したり、肺自体も呼吸困難になって食欲も落ちるだろうとのこと。そりゃかわいそうだ。でも最期はどっちの道でも同じなんでしょうけど、そこにいたるまでを楽に過ごさせてやりたいわけで。

で、手術からは2〜4週間で回復する見込み(合併症とかが起きなければ)。で、残る3カ月近くがそれで楽になるなら、と思うのです。3カ月というのもわからんのだけどね。肺がんになった猫は、平均で約115日しか生きられないんだそうです。なんかすごく具体的ですよね、数字が。

でも一方で、手術して、そんで予後が悪くて、というか手術が負担でなおさら具合が悪くなって、そんでフルに回復しないままどんどん苦しくなっちゃったらもっとかわいそうだよなあ、なんて、心は揺れ動く。

キモとかはあまり効果はないようで、手術が最善のオプションだといわれました。

手術からは、2〜3日後に退院できるそうです。

手術させようっと。
またオシッコ臭くなって帰ってくるの、かわいそうだけど。
なんか、腕取っちゃったら治るんじゃないかって、バカなこと考えてるんですけど。そんなこと、ないですよね。ふーむ。

***

これを読んだお仕事関係の方、どーか、お仕事くださ〜い。
マジでお金かかるんで〜す。

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すり寄りて舐めくる舌のあたたかく違うよ慰めらるべきはきみ

ひくついて夢見てるんだ春日向きみも生き物ぼくも生き物

どこにでもついてくる癖びっこひいて来なくていいよトイレに行くだけ

首を上げ上目遣いで仰ぐきみよごめんなぼくは神ではないんだ

陽溜まりや青葉薫風いのちに溢れ五月はいつもなにかを喪う

(俳句にはできなんだ。三十一文字だと、なんだかぜんぶ、口からついて出てきた)

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Comments

句、号泣しました。
あなたのやさしさ、痛みに。

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