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ニューヨーク帰還

ほぼ1カ月の日本滞在からさきほどNYの自宅に戻りました。
今回は今年秋と来年に出す本のこと(LGBTとはぜんぜん関係ない本なんですが)と、ヘドウィグの公演と、それと4月の統一地方選に出る候補に関連して、いろいろと忙しく過ごしていました。

そんな中、ヘドウィグの歌詞に関して、「あるヘドヘッドな方」から私の訳詞の一部について次のような貴重なご指摘がありました。

ヘドウィグの訳詞の中、Midnight Radioの部分で一カ所、気になる部分がございました。
Here's to Pattiのパティは、パティ・ラベルではなく、パティ・スミスのことではないでしょうか?
なぜかというと、ジョン・キャメロン・ミッチェルは色々な取材に対して、パティ・スミスのことを語っておりますので。たとえば、この記事などです。
http://www.amazing-journey.com/htm/hedwig/h-vv-398.htm


いやはや、頭が下がります。
たしかにこれを読むと限りなく「パティ・スミス」ですね。
パティ・ラベルもものすごいゲイ・アイコンの歌手で、私はてっきりラベルのほうだと思い込んでいてパティ・スミスの名前は横切りもしませんでした。ごめんなさい。
さっそくブログにあげた訳詞を差し替えておきました(差し替えが反映しない人はキャッシュが残っているせいです。reloadしてみてください)。
ご指摘くださったNさん、ありがとうございました。ほんと、翻訳って全方位の情報が必要っす。

でね、甘えついでに次に続く「ノナ」と「ニコ」についてもご存じではないかとNさんにお訊きしたところ、

一方でノナとニコについては、まだジョン本人の言葉がみつからないので、何とも。推測では、Nona Hendryx?とか(とすると、パティ・ラベルとも近いですね)思いますし、Nicoはおそらくかなりの確率でVelvet UndergroundのNicoに違いないだろうな、とも思うのですが、断定するのはちょっと怖いです(特に、Nonaはほかに見当たらない、という程度の類推でしかありませんので)。

とのご回答。すばらしい。
これもみなさん、参考になさってください。

えっとー、それから、中野で「石坂わたると多様性のある中野を作る会」という、石坂さんの中野区議選への意欲を受けた学習会があってね、そこで「セクシュアリティと政治」というテーマで1時間ほど話をしましたが、それがakaboshiさんという(ビデオ)ブロガーの方の尽力でYouTubeにアップされています。「北丸」で検索すれば出てくるのかな?
ってか、以下のakaboshiさんのブログでもまとめて見られますね。

フツーに生きてるゲイの日常

興味のある方はお時間おあるときにでもどうぞ。

ニューヨークはただいま零下10度です。信じられない寒さ。ひー。

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