オバマ1都2州も連勝
こうなるともうオバマを止められないのではないか、という印象です。
モメンタムは確実に彼に傾いた。女性票、高齢者票もオバマに流れ始めています。
思い返せば、スーパーチューズデーですでにその兆候はあったのでしょう。クリントンはカリフォルニア、ニューヨークを押さえたが、それでも代議員数で圧倒はできなかった。両者のあの時点の立ち位置は、下り坂でのそれと、上り坂でのそれの上下関係だったわけで、下り坂を転換できる得票ではなかったのです。
それを知ってか知らずか、アメリカのメディアの論調も概して追うオバマに好意的だったような、あるいは少なくとも面白がっているような、そんな印象でした。こうなるとそれ行けドンドンです。投票者のほうも尻馬に乗るというのか、そういう現象が起きているような気がします。民主党予備選の投票者でなくとも、街には「オバマ」と答えていたほうが楽という雰囲気が流れています。こうなると、もう止められないってのが常ですよね。
その直前情勢を、東京新聞4日付け夕刊文化面で分析しています。
ご笑覧ください。